GitHubのIssuesで「プロジェクトメンバーの増減時にやることリスト」を管理する
プロジェクトメンバーが増減する際にやることはたくさんあります。
- 増えるとき
- プロジェクトの説明
- 利用しているSaaSへの招待
- AWSのIAMロール作成
- Googleカレンダーの予定に追加
- など
- 減るとき
- 利用しているSaaSから追い出す
- AWSのIAMロール削除
- Googleカレンダーの予定を削除
- など
個人メモやWikiなどにToDoリストを作成して、適宜コピー&ペーストで対応していたのですが、GitHubのIssuesを使ってテンプレート化してみました。
おすすめの方
- プロジェクトメンバーの増減時にやることリストを作りたい方
- GitHub Issuesのテンプレートを使いたい方
GitHub Issuesでテンプレート化したあとの流れ
- テンプレートからGitHub Issuesを作成する
- やることを実行して、ToDoリストにチェックをする
- 完了後にIssuesをCloseする
GitHub Issuesのテンプレートを作成する
2つの方法があります。どちらの方法でもOKです。
- GitHubのWeb画面で作成する
- 自分で
.github/ISSUE_TEMPLATE/xxx.md
を作成する
GitHub Issuesのテンプレートの例
下記はあくまでも参考です。適宜アレンジしてください。
メンバーが増えたとき
--- name: やることリスト(入場時) about: やることリストです(入場時) title: やることリスト(入場時)(xxxさん) labels: 'todo' assignees: '' --- ## 使い方 - すべての作業が完了したら、IssueをCloseしてください - 不要な作業の場合は、チェックしなくてOKです(チェックしてもOKです) - チェックしたうえで「xxxのため作業不要」とコメントに残すと分かりやすいです - 主幹として `[Aさん]` や `[Bさん]` と書いていますが、あくまでも参考です ## 前提 - 対象者によっては、不要な作業もあると思います。 - そのため、本ページを参考にしつつも、臨機応変に対応してください。 ※もし記載していない作業を行った場合は、本ページに追記すると漏れが無くなるのでGoodです。 ## [Aさん] プロジェクト説明 - [ ] プロジェクト全体の説明 - [ ] 定例MTG全般の説明(デイリー、スクラムイベント、リファインメント) ## [Bさん] AWSのIAMロール作成 - [ ] 開発環境 - [ ] ステージング環境 - [ ] 本番環境 ## [Aさん] SaaSアカウント作成(招待) - [ ] Slack - [ ] GitHub - [ ] Miro - [ ] Auth0 ## [Bさん] Slackのグループに追加 - [ ] @grp-developers ## [Cさん] Googleカレンダーに追加 - [ ] 朝会 - [ ] スプリントレビュー&振り返り&プランニング - [ ] リファインメント ## [本人] 「GitHubアカウント」と「SlackのGitHub App」を連携する - [ ] https://github.com/settings/reminders
メンバーが減ったとき
--- name: やることリスト(退場時) about: やることリストです(退場時) title: やることリスト(退場時)(xxxさん) labels: todo assignees: '' --- ## 使い方 - すべての作業が完了したら、IssueをCloseしてください - 不要な作業の場合は、チェックしなくてOKです(チェックしてもOKです) - チェックしたうえで「xxxのため作業不要」とコメントに残すと分かりやすいです - 主幹として `[Aさん]` や `[Bさん]` と書いていますが、あくまでも参考です ## 前提 - 対象者によっては、不要な作業もあると思います。 - そのため、本ページを参考にしつつも、臨機応変に対応してください。 ※もし記載していない作業を行った場合は、本ページに追記すると漏れが無くなるのでGoodです。 ## [Bさん] AWSのIAMロール削除 - [ ] 開発環境 - [ ] ステージング環境 - [ ] 本番環境 ## [Aさん] SaaSアカウント削除(追い出し) - [ ] Slack - [ ] GitHub - [ ] Miro - [ ] Auth0 ## [Bさん] Slackのグループから削除 - [ ] @grp-developers ## [Cさん] Googleカレンダーから削除 - [ ] 朝会 - [ ] スプリントレビュー&振り返り&プランニング - [ ] リファインメント
GitHub Issuesを作成してみる
Issuesの「New」を選択します。
任意のテンプレートを選択します。
このままIssuesを作成します。xxxさん
の部分を対象者の名前にすると分かりやすいです。
ToDoにチェックをしてみる
完了したタスクにチェックをしてみました。
あとは、完了したらIssueをCloseするだけです。
さいごに
GitHub Issuesのテンプレートを使って、やることリストを作ってみました。 これによって、次のメリットがあります。
- やることリストのマスターをGitHub Issuesで管理できる
- 目的と対象に合わせたやることリストを簡単に作成できる
ぜひ活用してみてください。